いちふくまったり家族日記

恥ずかしい!怖い!つらい!産後のドキドキトイレの話

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永遠に思われた陣痛も、終わってみればあら不思議。何も感じなくなりました。が、産後もいろいろとありました。
その中から、産後はじめてトイレに行った時の恐怖?体験です。


早朝に生まれた息子。その後は、2時間ほど誕生室で休憩したのちに部屋に戻ることになっていました。が、朝食が終わっても、昼食が終わっても部屋に戻れませんでした。

貧血だったからでした。

産後の検査で、輸血されるほどではないにしても血液が減っていた私。学生時代ぶりの貧血です。貧血になった、といっても、当時と比べると全然自覚症状ないやん、元気やん、とあまり気にも留めていませんでした。
が、病院側としては万全を期すため、点滴に鉄分が追加され、点滴をなかなか外してもらえません。点滴のついた右手を満足に動かすことができないため、食事も主人に介護してもらってました。

昼食後トイレに行きたくなってきます。

産後トイレに行くには助産師さんを呼ばなければいけません。傷口の消毒等、やり方を教えてもらわなければいけないためです。

助産師さんから、自分でトイレまで歩けそう?無理そうなら、ベットで用が足せるように準備します、と言われました。

...ベットで用を足すなんて絶対イヤっ!!

という事で、自力でトイレに行く方を選択。産後のトイレはトラブルがつきもののため、ドアに鍵を掛けずに用を足したら、助産師さんに直接教わるそうです。

もう、この説明を聞いただけで恥ずかしくてトイレに行きたくなくなるよね(笑)。

残念ながら、そうはいっていられません。意を決してベットから立ち上がりました。

産後、ずっとベットに横になり、食事の時もベットをおこして食べていて、この時まで、立ち上がっていませんでした。だから私は元気だと錯覚していたのです。
立ち上がろうと頭を起こした途端。
すっごく頭ふらふらー
足に力も入りません。
足を動かすと傷口に鈍い痛みが走ります。頭と傷口のダブルパンチです。

それでも、トイレ目指して一直線。便座に座ります。

ふぅ...きぃぃぃいいいん

座った瞬間、急に頭を持ち上げることができなくなりました。強烈な頭痛が襲ってきます。
頭を膝に押し当ててうずくまることしかできなくなりました。

なにこれ?上下がさかさまになってるよ💦やばい、なにこれ、つらすぎる。。。

このつらい中、用を足したいのですが、傷口の存在が怖くて、なかなか意を決せられません。
よし!と、なんとか用を足し終えます。傷口がひりひりします。
そして息が苦しい。吸っても吸っても間に合わない...!!

助産師さんを呼んで、ぼやぼやする頭で、トイレ後の傷口消毒方法を習います。
傷口を清浄綿でふくのですが、これも怖いし、あたると痛いし、慣れるまでは恐怖でしかありませんでした。

終わったらまたベットに戻らなければいけません。しかし、立ち上がることが不可能でした。

びっくりするぐらいの頭痛で、座っているだけでもつらいのです。時間がたつにつれ、気持ち悪くもなってきました。
あまりの顔色の悪さに、助産師さんも慌てます。
でもトイレからでてベットに戻らないと、ずっと苦しいままだ。。。
何とか立ち上がろうとするのですが、もう、一人で歩くことはできませんでした。
助産師さんにかなり体重を預けて、なんとか足を前に出していき、ベットに戻ります。

こんなに貧血で苦しい思いをするとは。。。
こんなことなら、おとなしくベットでされるがままにしとけばよかった。。。

横になったら嘘みたいに頭痛が引いていきました。
自分の体が、自分のものではないような、地球に存在していないようなw境地でした。

1時間ほどベットで休んでいると、お部屋に戻るように言われました。

私、一人では動けないやん😱

でも大丈夫。ちゃんと車いすありました!!

車いすに乗るために立ち上がるのも一苦労、乗った後も頭痛が襲います。けど、歩くよりは全然マシ。

部屋について、もう一眠りして起きると夕方。またトイレに行きたくなってきました。

ちょっと怖かったけど、さっきよりは楽に立ち上がることができます。点滴とお薬が効いてきたみたいです。

それでも、翌日もシャワー禁止と言われるほど、食堂で取るべき食事も部屋に運ばれるほどヘモグロビンの数値は悪かったようです。
(結局、翌日は適当な先生によってシャワーの許可が出ました😅出産で大量の汗が出ていたからシャワー浴びれるのはうれしいけど、シャワー中もふらっとしてしまったので、ちょっと怖かった💦)


妊娠期間中は一度も貧血で引っかからなかったし、出産時の出血量は普通だと聞いていたので、 かなり油断していました。でも、いくら出血量が普通とはいえ、通常よりは大分出血していた事に変わりありません。貧血で済んだだけでも良かったのでしょう。

お産は本当に全身全霊をかけて、まさに命がけです。無事に生まれたら緊張の糸が切れがちですが、産後の体もしっかりといたわって、体力・体調回復に努めなければと思った出来事の一つでした。

投稿者: いちふくママ

3歳・1歳男児のママ。埼玉県在住。主に子育ての事や、家族旅行の内容について書いています。 趣味:旅行、自然散策、神社巡り

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