息子は生後7ヶ月から前歯が生えて、1歳半現在16本の歯が生えてきています。
今のところ、虫歯は無く来ているのですが、これからが虫歯になりやすい時期!!3歳までに虫歯にならなければ、その後もなりにくいという話を聞いたので、毎日歯磨きに奮闘中です。
という事で、私が実践している、息子の虫歯予防についてです。
この内容は、私が調べたり、歯科衛生士さんの歯のお話をまとめたものです。
虫歯菌から守るには?
【虫歯菌を防ぐ】
赤ちゃんのお口には、もともと虫歯菌はありません。この虫歯菌は家族から感染すると言われています。なので、間接キスをしないなど、赤ちゃんのお口の中に、大人の唾液が入らないように注意するのが大切です。
【歯に良い食べ物・虫歯菌が好きな食べ物】
歯は酸があると溶けだし、虫歯菌が喜んでしまいます。
この酸は、唾液によって中和することができます。
食後には、お茶か水を与えることで、虫歯になりにくくなります。
食べもの例 | GOOD | NG |
---|---|---|
口の中を酸性にしない | チーズ・野菜 | ジュース・乳酸菌飲料・炭酸水 |
口の中にとどまりにくい | ヨーグルト・寒天・ゼリー | キャラメル・アメ・クッキー・スナック菓子 |
良く噛む(唾液が良く出る) | 団子・スルメ・リンゴ | |
口の中をすすぐ飲み物 | 水・お茶 | ジュース |
私は、甘いおやつも勿論食べさせていますが、基本、果物メインのおやつです。また、ジュースは与えたことがありません。息子は水やお茶が大好きなので、わざわざ買ってまでジュースを与えなくてもいいかな、と考えているためです。虫歯の事を考えても、やっぱりまだいらないですね。
【食べる時間】
普段の口は、中性に近い弱酸性ですが、食事で酸性になります。食後、唾液によって弱酸性に戻りますが、これには約50分かかります。
おやつなどを食べる回数が多い、だらだら食べを続けると、酸性の状態が長く続き、虫歯菌が活性化してしまうため、食事と間食の時間はなるべく守り、口の中が酸性状態である時間を減らしましょう。
歯のお手入れ
【歯が生えてきたら】
まず歯が生えてきたら、お口に触れられるのに慣らすため、ほっぺや上唇をツンツンと触ってみます。
また、赤ちゃんに、歯ブラシで遊んでもらって歯ブラシの感覚に慣れてもらいます。この時の歯ブラシは、ストッパーが付いている、赤ちゃんが飲み込めない歯ブラシを使いましょう。
実際にお手入れをするときは、親がガーゼや歯磨き用のウエットティッシュで磨きます。
この際は、膝の上で赤ちゃんを仰向けに寝かせて磨くようにしましょう。
【上下8本の前歯が揃ったら】
上下8本の前歯が揃ったら、親によるガーゼやウエットティッシュを卒業し、歯ブラシで仕上げ磨きをしましょう。虫歯予防にフッ素入りの歯磨き粉を使うのも良いです。
歯ブラシは、鉛筆持ちで軽く握り、歯の面に歯ブラシの毛先を直角に当てて、細かく、優しく動かします。1か所30秒を目安にします。
我が家では、上4本、下2本の時には、すでにかむ力が強く、ガーゼで磨くのが困難であったため、早々に歯ブラシでの仕上げ磨きに移行しました。
歯磨き粉はブリアンを使っていますが、正直高額ですし、歯科医もあまり効果が無いと言っていたので、そのうち使用をやめるかもしれません。
フッ素入りの歯磨き粉も、虫歯予防に効果的ですが、一番の基本は、しっかり磨いて汚れを落とすことです!!
ちなみに、赤ちゃんは上の前歯が虫歯になる可能性が高いです。
上の歯は、唾液が当たりにくく乾燥しがちなこと、乳首の咥えすぎが原因として挙げられます。なので、特に上の前歯をしっかりと磨きましょう。
この時、前歯直上の、歯茎の線(上唇小帯)を磨いてしまうと、赤ちゃんは痛いので、そこには歯ブラシを当てないようにしましょう。
フッ素
フッ素は、酸に溶けにくい歯質の生成・溶けた歯の表面の修復・虫歯菌が酸を作るのを抑制する働きがあるため重要です。
フッ素には市販のものと、歯医者で塗布してもらうものの2種類があります。
市販のものはフッ素濃度が薄く、歯医者のは高いという違いがあります。市販のものを毎日、歯医者で半年に1回程度塗布してもらうように、併用することが大切です。
息子は1歳半で歯医者にフッ素を塗布してもらいました。ブドウ味のおいしいものであったらしく、ご機嫌です。この塗布は、歯の状態チェックと合わせて、ものの5分程度で終わりました。
ちなみに、息子の下の歯がやけに白かったので、歯医者で恐る恐る質問してみたのですが、ただの歯の色だと言われました(笑)。
初期虫歯は白く見えるので、もし気になるようでしたら、しっかりと歯磨き・歯医者に行ってみることをおススメします。
現在仕上げ磨きは、朝夜の2回行っています。
息子、歯ブラシで遊ぶのは大好きなのですが、仕上げ磨きになると、その日の気分によっておとなしかったり、暴れたりと日によって違います。暴れる息子を押さえつけながら仕上げ磨きするのも良くないのかな、と思いつつ、有効な手段をまだ見つけられていないため、虫歯にならないため!!と心を鬼にして磨いています。早く落ち着いてくれるといいんですけどね。。。